水色日記

~家族関係でメンタルをこじらせた私のお話~

12歳で自殺未遂

6年前の11月に希死念慮に襲われた私は鎮痛剤を大量に飲んだ。詳しい数は覚えていないがおなかいっぱい飲んだ。飲んだ直後は清々しい気分にさえなった。ふっきれた。もう私はここまで本当に頑張ってきた。幸せな気持ちで眠りについた。

 

でも次の朝、母親に「いい加減起きなさい」という怒鳴り声でかすかに目を覚ました。おかしい、体が動かない。もう無理してでも平然を装って学校に行くことは困難だ。もともと無理矢理行っていた学校を遂に休んだ。あり得ないくらいの吐き気、全然動かせない体、あんなに死にたいと思っていたのに夢中になって吐き出そうと初めて指を入れて吐いた。お手洗いから戻って布団に着いたタイミングでおそらく意識を再び失った。

目が覚めたときは夜、母親が担任と電話をしていた。母親は私のことを風邪だと思っていたらしい。多分今も自殺未遂だとは思っていないだろう。多分。担任とは何を話したのだろう。未だに気になる。私が死にたくなっていたのは当時のクラスが学級崩壊を起こしていたからでは無かった。家族のことで苦しかった。学校の先生に相談していた私は、そのことが母親に伝えられるのを1番恐れていた。

 

次の日は試験だった。少し無理をすれば体は動くくらいには回復はしていた。保健室が怖くて、保健室受験は断った。放課後ガキに「死ね」と言われた。思わず「本当は昨日死ぬはずだっだんだよ」とキレてしまった。先生に止められた。風邪っぽい症状も無くて、顔色の悪さが異常だったから先生方は気がついていたのかなぁ。なんであそこまで私は頑張れていたのかが未だにわからない。今の怠けている私とは大違い。6年経っても立ち直れないくらい頑張って疲れちゃったのかしら。当時の私に会えるなら抱きしめたい。当時の私はずっと誰かの胸の中で泣きたいと思っていたから。

 

 

この自殺未遂以降、ODはしなくなった。