水色日記

~家族関係でメンタルをこじらせた私のお話~

帰省

 大学が冬休みになったので現在私は実家に帰っている。

 

テスト期間というだけでも私の精神は崩壊しそうなのに、メンヘラを卒業したいがために本格的に自分と向き合う作業を始めたら死にたくなってしまった。精神疾患も無い軽度のメンヘラのくせしてなんでこんなにも苦しがっているのだと思っていたけど意外と自分でも気付けなかった心の闇があった。

とにかく苦しくて、嫌いなはずの実家に早く帰りたいと思ってしまったのだ。

 

馬鹿だからテスト勉強しなきゃ、フル単取得したい、あの課題もこなさなきゃ、帰省に向けて掃除と荷造りもしなきゃ、でも心は幼い頃の傷を痛がってばかりで目の前のことが何も進まない。結局ぎりぎりになって焦ってとりあえずなんとかこなす。それでもなんとかなっているらしくて、真面目・頑張り屋とまで言われてしまったりする事もある。周りの人が普通にこなしている事が割と私の精一杯だったりする。当たり前のことが当たり前にこなせていないから頑張っている感覚までたどり着かないのだ。

 

実家に帰り、家事やテストから少し離れた生活をして気持ちは落ち着いたが、今度は上手な暇のつぶし方が分からない。そして学校が始まればまたすぐに気持ちが荒れるのを私は知っている。どんなに休んでも私の心は疲れを手放そうとしない。年明けは授業は無いが大きな試験がいくつかあるから今から自分で自分が心配になる。何故こんなに生きにくくなってしまったのだろうか。

 

何故実家に帰りたくなったのか、それは私が独り暮らしを始めたら以前より母親が優しくなった気がするからだ。母親の事は苦手だから会いたくないはずなんだけど、どこかで未だに期待している自分がいるようだ。だけどその優しい母親は一次的なものだった。なにも変わっていなかった。やはり私の存在が邪魔だった?

 

母親の怒鳴り声にいちいちビビっている幼い私がまだここにいる。