水色日記

~家族関係でメンタルをこじらせた私のお話~

辛さを声にする

こんにちは、水色です。

腸炎から復活し大学の試験に向けて頑張ろうと意気込んでいた所、声帯に結節が出来ていた事が判明しました。音楽系の学部で歌を専攻している私にとっては胃腸炎やインフルエンザより深刻な問題です。困ったなぁ。

 

最近、親から受けた暴力を思い出して病むことが少なくなってきました。事実はけして一生消えることは無いのですが、「こんなことがあったな」くらいに受け止められるくらいになりました。完璧に立ち直った自信はありませんが、少し成長したようです。

大学生になり半年が経った頃、教職の授業が始まり子供と大人の関係について考えて私自身の幼少期の体験を思い出す機会が増えたり、命の大切さを考える授業で自殺未遂の経験を作文にしたり、無意識ですが感じないようにしていた心の辛さとどうしても向き合わなくてはいけなくなりどうしても辛かったので、今の自分から抜け出したいと思うようになりました。

 

詳しい事は書けないのですが、時間を決めてじっくり向き合って気持ちを声にする作業に出ました。ただこんな事をされて辛かったと話すだけなのに、色々な要因があると思いますが以前より楽になったような気がします。もちろん簡単に事が進んだのではなく、そこそこ苦しみましたが…。色々なケースがあると思うのでこうした方が良いと決めつける事は出来ませんが、私の場合は自分より視野が遙かに広い大人に話を聞いてもらいたい気持ちがどこかにあったので、そういう相手を選ぶ事にしました。もちろんなんでも話せる良い友人も周りに居ていつも支えられています。でも大切な友人に負担をかける人に私はなりたくないし、まだ人生経験の浅い私たちの年代は自分たちの力で逞しく生きていく事はとても難しいです。色んな大人に頼って少しずつ視野を広げて私もいつか素敵な大人になれたらいいなと思います。

 

親との辛い思い出がそれなりに心の中にしまっておけるようになった私には次の課題があります。それは自分の生きにくさと丁寧に向き合って、それに気付いてどのようにしていけば良いのかを一つずつ考えていくことです。

例えば、幼い頃から「あなたは出来ない子」と言われ続けた私は細胞レベルで「私は出来ない」が染みついています。以前の記事良い子に見せている私が悪い - 水色日記。でも少しその件について触れましたが褒められることにとても違和感を感じます。「私は出来ない」が染みついている私には本当は出来るはずなのに出来なくなってしまっている事があるかもしれないという事に気付きました。どういう思考になれば楽になれるのかを考え、その思考に私が納得できるかを考え、客観的に自分の価値を考え、、、ちょうど今考えている最中なのでまだ答えは出ていないのですが、いつか答えが見つかればいいなぁと思っています。