水色日記

~家族関係でメンタルをこじらせた私のお話~

人生を投げ捨てたい

あっという間に6月に突入してびっくりしているところです。

記事が書けないほど何もない日常を送っているというわけではなく、そこそこ脳みそを使ってそれなりの長文が書けないくらいの余裕のない生活を送っていました。あれもこれもやらなきゃと常に思いながら過ごすのは辛くて人生を投げ出したくなっています。死にたいとはちょっと違う感情ですがとても似ています。

忙しいって言うとなんか甘えている気がするから余裕がないって言ってみました。Twitterには沢山感情的な書き込みをしました。すみません。

 

今日は朝からずっと普段通りの授業でしたが、ある科目で試験をやりました。今年初の試験でした。まだ新学期気分なのに。

試験の出来は聞かないで欲しいのですが、担当の先生が外国の方で日本人の評価方法とは少し違った評価の仕方をする先生なので、60点はあると信じます。笑

 

4月になってから忙しさに上手に対応することが出来なくてとても苦しかったり、少し睡眠を削ると具合が悪くなったり、気分の上下が激しかったようです。

本業の方もなかなかじっくり取り組めないでいます。本当に音楽が好きなのかを考えてしまって落ち込んだり、投げ捨てたい衝動に駈られる。

音楽が好きかは分からないけど、音楽があったから人生の困難なことからここまで逃げてくることが出来たし、音楽の道は大変だけど音楽は生きるために私には必要なものだと感じました。

そしてこの私の思いを、私の演奏から先生が察してくださったのがとても驚きでした。

精神疾患などは特にない一般人?に、精神面が複雑な子だと認識されたのは少し辛く感じた部分もありましたが、先生は私と似たようなことを思いながらも一流の音楽家として現在も活躍なさっていらっしゃいます。

私に音楽をやり続ける価値があるのかが分からなかったのですが、もう少し頑張ってみようと思います。(課題がキツいので投げ出したい気持ちはありますが)

 

そして、親の暴力や暴言の影響を未だに引きずっていることを改めて実感しました。

以前に比べるとフラッシュバックのような現象が起きることはかなり少なくなりました。しかし、大きな物音や怒鳴り声を聞くとテンションが落ちて手が震えるようになりました。今まで色々な反応を見せていたとは思うのですが、ここまではっきり自覚した事は無かったような気がします。

思い出さないようにしている事や思わないようにしている事が私の中にはあって、でもその正体は簡単に見れないようになっていて、よく分らないまま表面だけで苦しんでいるかもしれないと思うことがあるのですが、身体は鮮明に覚えているようです。

病名が欲しいと思うこともあります。ゆっくり休んだり症状を克服する時間が欲しいです。でも、先生に精神面が複雑な子と言われた時にとても複雑な気持ちになったので、どこかで私は健常だという思いがあるのだと思います死にたいし、頑張るのは辞めたいし休みたいけど、何故か手放せない。

これからどうしていくべきなのか、どの辺の精神状態になれば私は満足するのか、自分の精神状態は一体どういうことになっているのか、よく分からないまま無理矢理生きて一応なんとかなっているのですが、。こんなこと言って良いのか分からないけど、私も実はそこそこ苦しいんですよ。限界だと思い続けながらも踏ん張ってなんとか生き抜いています。

 

最後にもう一つ。発達障害や知的障害を持っている方達を見て思った事を。

ハンデがあればどうしても生きづらく最善を尽くしても苦労は避けられないと思いますし、ハンデを本人と周りが理解した上で苦しんでいる方は私的には問題ないと思います。

私自身も言葉を話し始めるのが遅かったために自閉症が疑われた事があったようで、言語聴覚士の方にお世話になっていたようです。今も語彙力が少ないと感じたり、なにか周りと違うような気がしたりするので、ハンデがある人に対して偏見が無いのはもちろん、見下す気持ちは全くありません。

私が気になったのは、親や教員が発達障害の可能性を見て見ぬふりをし、当事者はハンデを背負っていることも分からないまま苦しみ、周りから冷たくあしらわれたりしながら大きくなってしまった人たちです。

支援して貰いながら育ってきた人達はハンデを完全に克服しなくとも、健常者と言われる人達にも受け入れられやすくなってくると思うですが、そのような機会が得られないまま育った人とはどう関わって良いのか分からず、どうしても人が避けがちになっているのではないかと思ったのです。

障害は個性とおっしゃる方の意見は分かりますが、障害は周りのサポートと本人の努力でその子にしかない個性になっていくのであって、ほったらかしにしていたらその子だけではなくてその子と同じ教室で暮らす子供達にとっても障害にしかならないと私はとても思うのです。

偉そうなことは言えないのですが、ちゃんとした支援を受けていれば今こんな事にはなっていなかったのではないかと思う人がいたので書かせていただきました。

 

おしまい