水色日記

~家族関係でメンタルをこじらせた私のお話~

過去の傷と向き合う

私がメンタルを病み始めた頃は比較的辛いと言っていた気がした。それなりに寄り添ってくれた大人もいたような気はする。

でも1人だけ、厳しい先生がいた。その先生が役職を持った先生だった、逆らえる先生が居なかった、多分それだけだと思う、私の思いはいつも跳ね返されていた。

クラスの男の子に酷いことを言われてもあなたが悪い、学校が嫌だと言ったときは居場所を失う言動をしたあなたが悪い、今ならまだその言葉の意味を考えることは出来るかもしれない、だけどボロボロの中学生の私には出来なかった。

 

少しずつ自分の中に閉じ込めてあふれないように頑張った、1人で抱え込んで周りには隠して解決を試みた。

そしたら周りの大人はやっと落ち着いてくれたと思ったようだった。

私自身もそれで解決した気になっていたから、現実は何も変わってないし辛い気持ちはあるのに普通に生きている自分が少し怖かった。

 

だけど本当に怖いのはここから。

未だに蘇らせられなくなっている当時の記憶、だけど辛さだけが私を蝕んでいる感覚、もう今までと同じやり方ではどうにもならなくなっている。

私だって周りと同じように心地よく生きてみたかった。

生きてるだけなのに私の感情は全て許して貰えなくて、目に見えないように耐える事を強要されて、休む事なんて絶対に許されない。

 

もう無理だっていうのにそれを禁止されて無理矢理を強いられてきた気持ちが誰に分かるのだろう。

あの時に受け止めて貰えたら、休ませて貰えたら、癒やされていたかもしれないのに、今は同情されても馬鹿にしているようにしか思えないし、のうのうと生きてきた人間に私の何が分かるのかと疑問に思う。

 

自分の病気を改善したい?幸せになりたい?将来やりたいことがある?

私にはちょっと意味分からない。

本当は今すぐ死にたい。でもなんで生きているかというと自分が死ぬことによって迷惑をかける案件がこの世に残されているから。出ると決めた本番はどんなにやりたくなくてもやらなきゃいけないから。

やりたいことも好きなこともない、強いていうなら死ぬことがやりたい事、それでもリアルでは本性を見せず、かといって隠してる風でもなくうわべ上のありのままの私を生きて、そこそこ優秀な学生のまねごとをし日々大学に通う。

 

自分の心がどうなっているのか分からない、過去と向き合うのが辛すぎて今の生活が破綻しそう。それでも私は笑顔振りまいて生きているからいきなり休む事なんて出来ない。誰にも分かって貰えないことを知っているから休めない。

おこがましい事いっているのは分かっているけど、でも出来る限り迷惑はかけないように死ぬから生きてなんていわないで欲しい。