水色日記

~家族関係でメンタルをこじらせた私のお話~

どんと病んで少し這い上がる

とある日のカウンセリングで心理士さんに、ニートになりたいってずっと言っているけどニートでは生きていけないよ?って言われたのを発端にメンタルがどんどん落ちていった。

音楽が好きかも分からなくなっていて、周りはどんどん羽を伸ばして色んな舞台に挑戦しているのに、自分はなんにもやりたくな〜いと言って選ばれし者しか取れない授業を自ら辞退してみたり、期待してるから厳しくするっておっしゃった先生の元から離れたり、でも何故か沢山授業を取っていたり、何もかもどうして良いのか分からなかった。

レッスンで出された課題は譜読みしてくるけど、いつも前日に軽く譜読みして行くだけで練習なんてしない。先生もいいわね〜としか言わない。やる気が無いのがバレバレで諦められちゃったのかな?いや、期待されるよりはいいんだけど注意されないのも怖い。わがままだよね。

私ってこの先の人生どうするの?死ぬつもりでしか無かったよね。だからなんにも考えていなかった。やりたい事なんて自殺くらいしかない。どうしても、どうしてもやっぱり生きていたくない。ニートにもなりたくない、生きる事自体がもう嫌になっている。大学卒業して院も出たらみんなと縁を切って死ぬ、それが私のプランだった。いやでも死ぬなら今死んでもいいじゃん?うわあああ。

 

どうにかポジティブになれないものかと凄く沢山のエネルギーを使って自分の心と戦ってみたら、そういや私の事を一番責めてるのは自分じゃ無いかって事に気が付き、音楽も私の周りが好んでやっているようなものにはついていけなかったけど、私には同じ声楽でもクラシックでもみんなとちょっと違うジャンルのものに沢山取り組んでいて、そのおかげでちょっとこの曲やりたいんだけど分からないから助けて欲しいとお願いしに来る人が居るし、先生もあなたの歌うこの曲が聴きたいって言って課題を下さるし、私は私の道を頑張ればいいんやって今更ながら気付きました。でも自分の良くない所を見つけられるのって成長したい、変わりたい、そんな思いが無ければ出来ないことだろうからそんなに悪い事でも無いかもなあと。

 

何もしたくないはずなのに、大学では2年でほぼ卒単をクリアしさらに未だに沢山の授業を履修するくらいだから、本当はきっとやりたい事が沢山あるんだろうなぁ。今まで色んな気力を大人に吸い取られてきたから、それを取り戻すのはなかなか容易じゃないけど、今すぐ死んでしまおうかと思っていたから、少しだけ死ぬ時期を延長させられることが出来た気がした。そうやって少しずつ延長させて生きていけばいいかな。