水色日記

~家族関係でメンタルをこじらせた私のお話~

10代最終日

正直、私はここまで生きるつもりはありませんでした。でも何だか気付いたらここまで生きていて、今は10歳になるのが嫌だったあの頃の私と同じような気持ちを感じております。

 

生きていくのは本当に大変でした。本気で死にたくて、世の中が憎たらしくて、どうして私は私として産まれなくてはいけなかったのか、たくさんたくさん考えました。私が居なくなった世界を想像しながら寝落ちした夜は数え切れません。

それでもここまで生きてこられたのは、もちろん周りの影響もあると思いますが、何だかんだ私のメンタルが最強だったからだと思います。

死にたくて脳みそが死にたいと喋りだして、もういいんじゃないかなあと何度思ったか、どうして私がここまで耐え続けて不登校にならず非行にも走らず、病院にお世話になることもなく生きていられているのか、こんなにも死にたいのにどこから生命力が湧いているのか、不思議でなりません。

私の辛さを誰かに理解されてたまるか、私のふんばりは私だけが知っていれば良い、そんな気持ちもあります。

 

ランキングをつけるのであれば、1番しんどかったのは中1、2番目は高3のセンター前、そして3番目は大2、今年度でした。

特に今年度は心理士さんに病気認定をされてしまい、私自身もこれは病気だとハッキリ自覚出来るくらい追い詰められました。それでも1番死に近かった中1の時よりはマシでした。

 

大人に裏切られて、大人なんかって思いながら必死に反発して私は好きでも無い私を守り抜いてきました。

本来、子供は大人に可愛がられる存在らしいのですがそんなことを知るわけもなく生きてきたので、難だらけの性格をもつ人間が出来上がりました。おまけに大嫌いな母親の性格をきっちり受け継ぎました。最低です。

 

人間に限界が無いのは本当かもしれません。まだやれるかもしれない、そう言い聞かせて何でも乗り切って、生きていたくもない人生を生きている人がここにいます。もう死ぬ事しか頭に無くてもちゃんと学校に行って卒業して単位もぎ取って浪人も留年もせず周りになんとか溶け込んで生きている人がここにいます。私が出来るんだからあなたもやれとは言わないけど、やろうと思えばやれるみたいです。

何度も限界だと思いつつ、いや本当はまだやれると言い聞かせてきたこの生き方も好きだけど、本当はそろそろ休ませて欲しいです。休んでいい程疲れているのかもよく分かりませんが。

周りに助けを求められるのもまた1つの強さだと思います。助けてくれるかもしれないと思った大人に少しありのままを話したら思うように受け入れてもらえなかった私は諦めてしまいました。もちろん辛さは溢れますが、表面上の辛さをかなり信頼できる大人に話すのが精一杯です。気付いたら自分の辛さを直視出来ないところまで来てしまいました。

 

いつまで生きるかはまだ決めていません。この春休みに音楽から離れてのんびり過ごす事で死にたい気持ちは和らぎましたが、生きたいとは中々思えません。でも私は自分の20歳を受け入れる事だけは決めました。