水色日記

~家族関係でメンタルをこじらせた私のお話~

スクールカウンセリング

カウンセリングってご存知ですか?

病院のカウンセリング、個人のカウンセリング、色々ありますがこの記事では私が体験したスクールカウンセリングの話を少しだけ。

カウンセリングとは

カウンセリングcounseling)とは、依頼者の抱える問題・悩みなどに対し、専門的な知識や技術を用いて行われる相談援助のことである。カウンセリングを行う者をカウンセラー(counsellorcounselor)、相談員などと呼び、カウンセリングを受ける者をクライエント(client)、カウンセリー(counselee)、相談者/来談者などと呼ぶ。

カウンセリング - Wikipedia

スクールカウンセリングとは

だいたいの学校に非常勤でカウンセラーが雇われています。

今の日本は誰でもカウンセラーを名乗れますが、学校で雇われるスクールカウンセラー臨床心理士精神科医、大学で心理学を教えている人、この3つのどれかに該当する人達です。圧倒的に臨床心理士が多く雇われています。

費用はかかりません。学校に在籍する子供達、そして教職員や保護者の方も生徒や子供の事に限って相談にのって貰えます。

プライバシーは

臨床心理士には守秘義務があり、クライエントの情報は内密にしなければなりません。しかし法律に触ること、生死に関わることは内密にしてはいけません。と、私は習いました。臨床心理士に限らず、相談に乗る立場にある大人は守秘義務を守るべきです。

とはいえ、命に関わらなくても報告した方が良い場合もあると思います。その場合はクライエントに許可を取った上で報告するべきです。

しかし、義務教育と高校生くらいのうちは担任の先生が居るでしょうから、ある程度情報は漏れます。私の中学ではクラス担任には必ずカウンセラーから報告が行っていたと思います。生徒との関わり方をアドバイスするのもカウンセラーの仕事ですし、生徒の生活状況を把握することも担任の仕事になっている時代なので。

でも、報告されることは教えて貰いたかったなぁと個人的に思います。

どんな感じなの~

中学時代のカウンセリングについてはほとんど覚えていません(ごめんなさい)。

基本的に話したいことを話し、質問されたら答えられる範囲で答えます。

私は親から受けた暴力について思い出したことをそのままお話しました。思い出すのは本当に苦しくて、精神状態もかなり悪化しましたが、フラッシュバックがほとんど無くなり、自分を責める気持ちが和らぎました。

最近は近況報告が多いです。こういうことがあって、こんな風に思った、のような私の話をひたすら聞いてくれます。私の体調や睡眠などについて聞かれたりもします。

私のぐちゃぐちゃな話を整理して、あなたはこういう性格の人だね、こんな所が優れているよ、と教えてくださったり、もっとこうでもいいんじゃない?と私の考え方のゆがみを柔らかく教えてくださったり、どうでもいい雑談をしたり。私はなぜかいつも沢山褒められます。笑

うまく言えないけど、価値観が広がりました。

カウンセリングを受けるべき人

私もですが、重症じゃないのにこんなことで良いのかなぁという気持ちが強すぎてなかなか最初の一歩を踏み出せませんでした。

今になって思うのは、カウンセリングに該当する人というのは「自分の意思でカウンセリングを受けたいと思っている人」だということです。

精神科や心療内科に通っている人は主治医の許可が必要ですが、そうではない人で受けてみたいと思う人は是非勇気を出してはじめの一歩を踏み出して見てください。

どうか素敵なカウンセラーと巡り会えますよう祈っております。

 

質問等ございましたら気軽にご連絡下さいませ。